何とかアカヤシオに間に合った 西上州 烏帽子岳~シラケ山
平成29年5月4日(木)
烏帽子岳・シラケ山(南牧村・上野村)

烏帽子岳駐車場(7:53)-奥の二股(8:45)-烏帽子岳コル(9:07)-烏帽子岳山頂(9:15/9:34)-
烏帽子岳コル(9:39)-マル分岐(9:46)-岩稜ルート分岐(9:51)-<岩稜ルート>-
シラケ山(10:56/11:00)-<巻道ルート>-岩稜ルート分岐(11:30)-マル分岐(11:33)-
マル山頂(11:38/12:25)-奥の二股への降下点(12:31)-奥の二股(12:43)-烏帽子岳駐車場(13:29)

[この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである]
※危険マークは当方が危険と感じたところ
GWに入って山の師匠Sさんから
「烏帽子岳でアカヤシオ見頃だって言うから登ろう」と
お誘いを受けた
ただネットを調べると
4月29日の山行でアカヤシオが見頃とあった
「えっ大丈夫かな?」
師匠の家を6時半に出発
一般道を走り続け
1時間15分で到着
ただ・・・・駐車場には当方の車だけ
装備を整えていると
大仁田ダムから単独で登ってきた女性が
追い抜いていった
10分ほどで装備整え出発

登り始めは沢沿い

二人して
「ここ岩魚居そうだな」
「居てもおかしくない渓相だね」
しかし魚影は確認できない
居たとしてもこの落差は
さすがの岩魚も遡上できないだろう
沢沿いのルートを登り30分ほどで
最初のロープ場に到着

3mほどの高さなので
ロープ無しでも登れる
途中見上げると
斜面にアカヤシオが咲いている

「ここで咲いているんだから、山頂はもう終わっているのでは」
ブツブツ言いながら
水無川のがれ場を更に20分ほど登ると
ザレ場の斜面に奥の二股がある
直進するとマルのコルになる
しかしここには道標が無い
注意してみると左側にリボンがある
ここを左折
すると下山時には見える方向に道標が・・
反対側に付いていたほうが良いんだけど

ここから更にザレ場の傾斜がキツくなる
10分ほどで
多連ロープ場のお出ましだ

最初のロープをクリアし登り続ける
更に傾斜はキツくなる
足元も滑るので
ロープが無いと登れない

コルが見えてきたが
まだまだロープのお世話にならないと登れない

最後のロープのお世話になって

登り始めて1時間15分ほどで

烏帽子岳のコルに到着
まだアカヤシオは咲いている!!

散り始めてはいるけれど
充分楽しめる
「良かったね咲いてて」
「嘘にならずに済んだ」
アカヤシオが咲いているのを確認した後
登ってきた道を覗き込む
昨年マルから奥の二股への下りが
ザレ場の急斜面で難儀したため
今回は往路と同じこの烏帽子岳コルから下る計画をしたのだが
「やめよ、ここ下るのは、まだマル側のジグザクザレ場の方がまし」
師匠が提案した
「マル側の下り嫌だって言ったのに」
当初はこのままマルの巻道に向かう予定だったが
復路はここを通らないので
予定変更し
往路で烏帽子岳山頂を目指す
山頂までの標高差は大してないのだが
ザレ場の垂直な急登なので

ロープのお世話にならないと登れない
3つほどロープのお世話になり

烏帽子岳登頂
登り始めて1時間20分ほど
すると朝駐車場で追い抜いていった
単独の女性が登頂していた
女性は朝三ツ岩登ってここに来たので
今日はこのまま下山だという
挨拶すませ、まずは
烏帽子岳の神様にお参りする
今日も無事に山に登れたことの感謝を祈る

山頂からの展望

以前購入した
スマホカメラへの広角レンズのアタッチメントを装着し撮影
こちらはコンデジでのパノラマ

北西に視線を移すと

白馬から鹿島槍までが見える
(山並みの後ろの白い峰が北アルプス)
この後岩稜ルートの山行が待っているので
山頂での展望をそこそこにコルへ下山

下りは結構怖い
マルの巻道を通って

7分ほどでマル分岐

ここから痩せ尾根を通って

巻道ルート(横道ルート)と岩稜ルートとの分岐

昨年は直進したが
今回は左折し下る

下るとピーク7への取り付き

しかしピークへの道とそのまま進む踏み跡がある
ピークやったら戻って踏み跡を行くんだなと思った
岩場を登りピーク手前で
「次のピーク目指そう」と降りたら
後ろから来た登山者が
「もうシラケ山から岩稜ルート終わったの?早いね」と言われた
「イエここ降りて次のピーク6目指すんです」というと
「ピーク6はピーク7の先だよ」
「でもそこに踏み跡が」
「こんなの行ったら遭難しちゃうよ」
あやうく迷うところだった
ちゃんとピークまで行っていれば判ったのに
降りてきた岩場を再度登って

最初のピーク7
左にマルと右に烏帽子岳が見える
ここからだと烏帽子岳の山頂にいる人が見える

この先あと6つのピークを越え
シラケ山まで進む

結構アップダウンが続く
「山と高原地図」でシラケ山まで
巻道は25分
岩稜ルートは1時間50分というのが
頷ける
この岩稜ルートは整備されていないので
岩場で踏み外せば100m近く滑落する

ピーク6を目指し下山

ピーク6ピーク5と続く

途中迷ったせいも有るが分岐から
30分でピーク5に到着

ピーク6と7とその先にマルが見える

岩稜ルートは登りも下りも
未整備の岩場が立ちはだかる

ピーク1の手前に道標
真っ直ぐ行けば天狗岩とあるが・・・・?

まだピーク1をやっていないので
斜面を登る
シラケ山山頂手前で後ろを振り返ると

ピーク7の向こうに烏帽子岳が見える
岩稜ルート分岐から
1時間5分でシラケ山到着

山頂は狭く
既に昼食を食べている人もいるので
「下山してマル分岐辺りで昼食にしよう」
シラケ山から下山開始

降りてくると
昨年巻道から登った分岐だ

このまま巻道を歩く
シラケ山からだと
緩やかな下りになるので
楽々歩ける

30分ほどで
岩稜ルート分岐に戻ってきた

その後痩せ尾根を通って
マル分岐

ただ目の前にマルの斜面がある
「昼食後いきなり登るのは嫌だから
このままマルの山頂まで行って昼食にしよう」
重い足を引きずり
5分で山頂

もうヘトヘト
山頂の木々の間から
烏帽子岳山頂で昼食食べている人が見える

昼食時足を伸ばしてストレッチ
当方だけが大腿四頭筋痛いのかと思いきや
師匠のSさんも痛いという
結構岩稜ルートはヘビーだった
昼食を済ませ
下山開始
5分ほどで
奥の二股への降下点

覗き込むと急傾斜

ただ昨年このザレ場を降りているので
経験有るが、心して下山開始
ザレ場の降下は痛い大腿四頭筋に
更なる追い打ちをかける
師匠も踏ん張りきれずザレ場で滑る
何処かで休憩しないと転倒しそうだ
丁度標高的に半分で、沢を渡渉した場所で休憩
流れる清水で顔を洗い
足を伸ばしてストレッチ
10分ほど休憩し下山開始
マルから1時間で登山口に帰還

当方も師匠もヘトヘト

いやぁ無事下山できて良かった!!
昨年はシラケ山往復を巻道でやったので
ハイキング気分で
下山時も全くダメージ無かったのが記憶にあり
ちょっと岩稜ルートを甘く見ていた
******************
今回出会った花

ハシリドコロ(ピンぼけ)

コガネネコノメソウ

ニッコウネコノメソウ(お初です)
ネコノメソウに似てるけど何の花か、なかなか判らなかった

エイザンスミレ

ワチガイソウ

ミヤマハコベ
烏帽子岳・シラケ山(南牧村・上野村)

烏帽子岳駐車場(7:53)-奥の二股(8:45)-烏帽子岳コル(9:07)-烏帽子岳山頂(9:15/9:34)-
烏帽子岳コル(9:39)-マル分岐(9:46)-岩稜ルート分岐(9:51)-<岩稜ルート>-
シラケ山(10:56/11:00)-<巻道ルート>-岩稜ルート分岐(11:30)-マル分岐(11:33)-
マル山頂(11:38/12:25)-奥の二股への降下点(12:31)-奥の二股(12:43)-烏帽子岳駐車場(13:29)

[この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである]
※危険マークは当方が危険と感じたところ
GWに入って山の師匠Sさんから
「烏帽子岳でアカヤシオ見頃だって言うから登ろう」と
お誘いを受けた
ただネットを調べると
4月29日の山行でアカヤシオが見頃とあった
「えっ大丈夫かな?」
師匠の家を6時半に出発
一般道を走り続け
1時間15分で到着
ただ・・・・駐車場には当方の車だけ
装備を整えていると
大仁田ダムから単独で登ってきた女性が
追い抜いていった
10分ほどで装備整え出発

登り始めは沢沿い

二人して
「ここ岩魚居そうだな」
「居てもおかしくない渓相だね」
しかし魚影は確認できない
居たとしてもこの落差は
さすがの岩魚も遡上できないだろう
沢沿いのルートを登り30分ほどで
最初のロープ場に到着

3mほどの高さなので
ロープ無しでも登れる
途中見上げると
斜面にアカヤシオが咲いている

「ここで咲いているんだから、山頂はもう終わっているのでは」
ブツブツ言いながら
水無川のがれ場を更に20分ほど登ると
ザレ場の斜面に奥の二股がある
直進するとマルのコルになる
しかしここには道標が無い
注意してみると左側にリボンがある
ここを左折
すると下山時には見える方向に道標が・・
反対側に付いていたほうが良いんだけど

ここから更にザレ場の傾斜がキツくなる
10分ほどで
多連ロープ場のお出ましだ

最初のロープをクリアし登り続ける
更に傾斜はキツくなる
足元も滑るので
ロープが無いと登れない

コルが見えてきたが
まだまだロープのお世話にならないと登れない

最後のロープのお世話になって

登り始めて1時間15分ほどで

烏帽子岳のコルに到着
まだアカヤシオは咲いている!!

散り始めてはいるけれど
充分楽しめる
「良かったね咲いてて」
「嘘にならずに済んだ」
アカヤシオが咲いているのを確認した後
登ってきた道を覗き込む
昨年マルから奥の二股への下りが
ザレ場の急斜面で難儀したため
今回は往路と同じこの烏帽子岳コルから下る計画をしたのだが
「やめよ、ここ下るのは、まだマル側のジグザクザレ場の方がまし」
師匠が提案した
「マル側の下り嫌だって言ったのに」
当初はこのままマルの巻道に向かう予定だったが
復路はここを通らないので
予定変更し
往路で烏帽子岳山頂を目指す
山頂までの標高差は大してないのだが
ザレ場の垂直な急登なので

ロープのお世話にならないと登れない
3つほどロープのお世話になり

烏帽子岳登頂
登り始めて1時間20分ほど
すると朝駐車場で追い抜いていった
単独の女性が登頂していた
女性は朝三ツ岩登ってここに来たので
今日はこのまま下山だという
挨拶すませ、まずは
烏帽子岳の神様にお参りする
今日も無事に山に登れたことの感謝を祈る

山頂からの展望

以前購入した
スマホカメラへの広角レンズのアタッチメントを装着し撮影
こちらはコンデジでのパノラマ

北西に視線を移すと

白馬から鹿島槍までが見える
(山並みの後ろの白い峰が北アルプス)
この後岩稜ルートの山行が待っているので
山頂での展望をそこそこにコルへ下山

下りは結構怖い
マルの巻道を通って

7分ほどでマル分岐

ここから痩せ尾根を通って

巻道ルート(横道ルート)と岩稜ルートとの分岐

昨年は直進したが
今回は左折し下る

下るとピーク7への取り付き

しかしピークへの道とそのまま進む踏み跡がある
ピークやったら戻って踏み跡を行くんだなと思った
岩場を登りピーク手前で
「次のピーク目指そう」と降りたら
後ろから来た登山者が
「もうシラケ山から岩稜ルート終わったの?早いね」と言われた
「イエここ降りて次のピーク6目指すんです」というと
「ピーク6はピーク7の先だよ」
「でもそこに踏み跡が」
「こんなの行ったら遭難しちゃうよ」
あやうく迷うところだった
ちゃんとピークまで行っていれば判ったのに
降りてきた岩場を再度登って

最初のピーク7
左にマルと右に烏帽子岳が見える
ここからだと烏帽子岳の山頂にいる人が見える

この先あと6つのピークを越え
シラケ山まで進む

結構アップダウンが続く
「山と高原地図」でシラケ山まで
巻道は25分
岩稜ルートは1時間50分というのが
頷ける
この岩稜ルートは整備されていないので
岩場で踏み外せば100m近く滑落する

ピーク6を目指し下山

ピーク6ピーク5と続く

途中迷ったせいも有るが分岐から
30分でピーク5に到着

ピーク6と7とその先にマルが見える

岩稜ルートは登りも下りも
未整備の岩場が立ちはだかる

ピーク1の手前に道標
真っ直ぐ行けば天狗岩とあるが・・・・?

まだピーク1をやっていないので
斜面を登る
シラケ山山頂手前で後ろを振り返ると

ピーク7の向こうに烏帽子岳が見える
岩稜ルート分岐から
1時間5分でシラケ山到着

山頂は狭く
既に昼食を食べている人もいるので
「下山してマル分岐辺りで昼食にしよう」
シラケ山から下山開始

降りてくると
昨年巻道から登った分岐だ

このまま巻道を歩く
シラケ山からだと
緩やかな下りになるので
楽々歩ける

30分ほどで
岩稜ルート分岐に戻ってきた

その後痩せ尾根を通って
マル分岐

ただ目の前にマルの斜面がある
「昼食後いきなり登るのは嫌だから
このままマルの山頂まで行って昼食にしよう」
重い足を引きずり
5分で山頂

もうヘトヘト
山頂の木々の間から
烏帽子岳山頂で昼食食べている人が見える

昼食時足を伸ばしてストレッチ
当方だけが大腿四頭筋痛いのかと思いきや
師匠のSさんも痛いという
結構岩稜ルートはヘビーだった
昼食を済ませ
下山開始
5分ほどで
奥の二股への降下点

覗き込むと急傾斜

ただ昨年このザレ場を降りているので
経験有るが、心して下山開始
ザレ場の降下は痛い大腿四頭筋に
更なる追い打ちをかける
師匠も踏ん張りきれずザレ場で滑る
何処かで休憩しないと転倒しそうだ
丁度標高的に半分で、沢を渡渉した場所で休憩
流れる清水で顔を洗い
足を伸ばしてストレッチ
10分ほど休憩し下山開始
マルから1時間で登山口に帰還

当方も師匠もヘトヘト

いやぁ無事下山できて良かった!!
昨年はシラケ山往復を巻道でやったので
ハイキング気分で
下山時も全くダメージ無かったのが記憶にあり
ちょっと岩稜ルートを甘く見ていた
******************
今回出会った花

ハシリドコロ(ピンぼけ)

コガネネコノメソウ

ニッコウネコノメソウ(お初です)
ネコノメソウに似てるけど何の花か、なかなか判らなかった

エイザンスミレ

ワチガイソウ

ミヤマハコベ
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