念願の北アルプスデビュー(燕岳)

平成25年7月30日(火)・31日(水)

燕岳(長野県安曇野市)

1日目
中房温泉登山口(8:23)-第1ベンチ(9:10/9:25)-第2ベンチ(9:55/10:05)-
第3ベンチ(10:40/10:45)-富士見ベンチ(11:22/11:33)-合戦小屋(12:06/12:57)-
合戦沢の頭(13:18)-燕山荘(14:15/14:48)-燕岳(15:23/15:30)-燕山荘(16:04)

2日目
燕山荘(6:20)-蛙岩(6:52)-燕山荘(7:25/7:47)-合戦沢の頭(8:30)-
合戦小屋(8:42/8:53)-富士見ベンチ(9:18)-第3ベンチ(9:57)-第2ベンチ(10:24)-
第1ベンチ(10:50)-中房温泉登山口(11:26)

今年の登山目標である、北アルプスデビューを果たした。
登ったのは、会社の先輩Kさんと二人で燕岳
Kさんも今回が北アルプスデビューで山小屋デビューでもあった
2013-tsubakurodake-20

前橋IC付近に4時半集合の約束だったが・・・
朝目覚ましで起きると4時15分・・「あれ?・・」^^;
どうも目覚ましの時間を1時間間違ってしまったようだ
ザック靴は昨晩のうちに車に乗せてあるので
着替えるだけだが、そもそも集合場所まで10分かかる
着替えを10分で済ませ、なんとか10分遅れで集合場所に到着。

前橋ICから高速で安曇野ICまで(以前は豊科ICという名称だったが、いつの間にか安曇野ICになってる)
ICを降り国道147号を北上し、「北穂高」を左折そのまま道なりで県道327号を突き進む
ICを降りて1時間ほどで中房温泉に到着
途中からシトシト雨が降りだした

平日だが夏休み・・駐車場のスペースが気になった
橋を渡った第1駐車場・・・入ってみると
残り数台のスペースが空いている
何とか車を停められた
2013-tsubakurodake-01
(下山時撮影)

雨は止みそうもないので、最初からレインウェアを着て
いざ出発
車道を10分ほど登ると
中房温泉登山口だ
2013-tsubakurodake-52

ここから1300mの登りだ
Kさんもやや自信無さ気
「今日は燕山荘到着すればいいんだから、ゆっくり登りましょう」
登山道を入るとすぐに急登が始まる
しかし、つづら折りのジグザクな登りなので
赤城の黒檜山のような直登では無いのが救い

しかし途中からKさんの様子がおかしい・・
遅れがちなってきた
「どうも寝不足が続いて、そもそも低血圧なのが、更に低くなっているようだ
心臓がバクバクいってる・・・」
「もう少しで第1ベンチです。そこでユックリ休みましょう」
後で聞くと「登頂諦めて下山し有明荘で待っていようかと思った」という
相当辛かったようだ

歩き始めて50分程で第1ベンチに到着
2013-tsubakurodake-03
Kさんに水分補給と塩分補給(梅干し)をさせ15分程休憩
雨も上がりレインウェアを脱いだ
これで上がった体温も下がり体調も回復するだろう

2013-tsubakurodake-04
ちょっと下ると冷たい水場もあるが
下る元気は無い

Kさんも徐々に体調回復して
いざ出発・・・
「そう言えば登山口に祠が見当たらなかったから、安全祈願しなかったし
お清めもしませんでしたね」
すぐに二人の肩に塩を振り掛け、お清め

下山時中房温泉登山口を良く見たら
2013-tsubakurodake-50
登山口の反対側に祠があった・・・安全祈願しとけばよかった・・と

登山道を歩いていると荷揚げ用ケーブルの音が
もうすぐ第2ベンチ
ケーブルが頭上を通過し
第1ベンチから30分程で第2ベンチ到着
2013-tsubakurodake-05

Kさんの体調を考えペースを抑えて進む
途中単独山行の方と高山植物の話をしたり、写真を撮ったり
ユックリ目で進み35分程で第3ベンチ
2013-tsubakurodake-06
この第3ベンチは2段になっている
2013-tsubakurodake-07
(上のベンチから下を撮影)

ここからやや傾斜も楽になる
35分程で富士見ベンチ
2013-tsubakurodake-09

途中視界が開けたとこから
2013-tsubakurodake-10
大天井岳の一部が見え始めた

暫く行くと
2013-tsubakurodake-11
合戦小屋までのカウントダウンの標識
しかしBS日テレの「登る女」では7分とあったが・・・
この先に7分の標識があるのかな?

さらに進むと
2013-tsubakurodake-12
5分の標識
あれ?7分が無くなっている

富士見ベンチから30分程でついに合戦小屋到着
2013-tsubakurodake-13
「合戦小屋・・会いたかったァ」
BS日テレの「登る女」で中山エミリがそう叫んでいたが
実際「合戦小屋・・会いたかったァ」と当方も叫んでしまった

座るスペースを探していると
歩きながら高山植物の話をした人が
「ギンリョウソウが有りましたよ」と
当方の手を引っ張って
合戦小屋入口5m手前の草むらに
20130730-ginryousou
おぉ正しく「ギンリョウソウ」

写真を撮り終えて
ここ合戦小屋のの名物は「スイカ」
こりゃぁ名物食べない訳にはいかないよな
1切れ(8分の1カット)800円
2切れ買って
2013-tsubakurodake-51

バクッ!!
2013-tsubakurodake-16
甘くて冷たくてジューシーで旨ぁ~い!!!

普段「スイカ」は家で出されても小さい1切れしか食べないが
これはバクバク食べた
喉も乾いてるし・・でも8分の1を2人で分けたので十分だったかも^^;

小屋の横に「合戦小屋」の地名由来が書いてあった
2013-tsubakurodake-14
随分古い話しだ

昼食後合戦小屋を出て合戦沢の頭に向かう
2013-tsubakurodake-17
おおぉ・・大天井岳が姿を表した

20分程で合戦沢の頭
2013-tsubakurodake-18
ここには何故か「三角点」がある

進行方向を見上げると
2013-tsubakurodake-19
燕山荘が見える
「あそこまでガンバロォ!!」

だが燕山荘の左斜面に直登の木道階段が見える
「えぇぇあそこ登るのぉ?」
「あそこじゃなくて右側から回りこむんだよ」
知らないおじさんが答えてくれた

しかし見えているけど遠いなぁ

燕山荘の右に視点を向けると
2013-tsubakurodake-20
目標の「燕岳」だぁぁ
山頂に人も見える

今度は燕山荘の左に視点を向けると
2013-tsubakurodake-21
槍さまが姿を現したぁぁぁ

この位置からだと槍・小槍の間に孫槍(TVでやってた)まで見える

さぁ最後のパワーを振り絞ってガンバッテ行こう!!
2013-tsubakurodake-22

合戦沢の頭から1時間ほどで
2013-tsubakurodake-23
「燕山荘さまぁ・・会いたかったァ」

さっそくチェックインし部屋へ案内してもらう
案内されたのは新館
2013-tsubakurodake-36

そしてここが就寝スペース
2013-tsubakurodake-37
3畳に敷き布団3つ敷き
今日はここに4人寝る
既に同室の2名は到着済
なんと一緒に登りながら高山植物の話をした方だった
お互い
「知らない人でなくて良かったぁ」

ちなみにトイレも確認
2013-tsubakurodake-38
(左:旧館、右:新館)
八ヶ岳「硫黄岳山荘」のトイレはウォシュレットだったが
ここは違った・・でもちゃんと水洗だよ

ザックを部屋に置き軽装備で燕岳目指して出発
2013-tsubakurodake-24

Kさんも燕山荘の写真撮してる
2013-tsubakurodake-25

少し歩くと
遂に自生のコマクサ群落に出会えた
日光白根や八間山でコマクサに出会えたが
皆植栽だった
2013-tsubakurodake-26

ふと見上げると
おぉぉぉぉぉ
燕岳のアイドル
イルカちゃんだぁ
2013-tsubakurodake-27

燕山荘を振り返ると
2013-tsubakurodake-28
大天井岳がクッキリ

目の前は
2013-tsubakurodake-29
燕岳の美しい姿
「北アルプスの女王」という称賛がよく判る
真っ白な山だ

白い砂浜のような登山道
2013-tsubakurodake-30
一部分だけ見ていると
今2700mの山に居るのではなく
どこかのビーチかと錯覚するような白い砂浜だ

そしてようやくピーク直下
2013-tsubakurodake-31
頂上には何人も居る

階段状のアプローチを登ると
2013-tsubakurodake-32
燕岳山頂ぉぉ
ついに北アルプスの頂きに上ったゾォ!!

北に北燕岳
2013-tsubakurodake-33

南の燕山荘を望む
2013-tsubakurodake-34

そう言えば「メガネ岩」無かったよな
どこだどこだと探したら
ピークの登り口にあった
2013-tsubakurodake-35

山頂から燕山荘に戻り
さっそく乾杯!!
2013-tsubakurodake-39
今回は「生大」1000円
生中800円もあったがすぐ飲み干してしまうので「大」

しかし「大」でも、喉の乾きもあって直ぐ様飲み干してしまった
続いて日本酒にしようかと思ったが650円とちょい高い
そこで赤ワインのデキャンタ500ml 1300円
500mlだとワイングラスに一人1杯半だった

18時から夕食
またまたホロ酔いで食事の写真撮り忘れた
食事が終わると
名物オーナーがホルンの生演奏を聞かせてくれた
2013-tsubakurodake-40

演奏の後オーナーの楽しい話が続き
最後に注意事項の話
この燕岳は遭難するような危険箇所は無いが
昨年滑落事故があった
その場所も尾根ではなく
登山口から第1ベンチ間のつづら折りの坂道

その方は下山時、登りに道を譲るため
山側ではなく谷側に避けたため
路肩が崩れ滑落死したという

実はこのブログを書くに当たって
写真を確認したら
登山口~第1ベンチ間の急斜面を撮した写真に
人の顔が映っていた
怖いのでさっさとカメラ・PCから削除した
そう言えばKさんの体調が悪くなったのも
その近辺・・・そして第1ベンチでお清めしたら
体調回復・・・・・こわぁ!!

部屋は混雑時3畳に6人寝るのであるが
今回は何とか4人で済んだ
しかし寝返りも何とか出来る程度
食事を終えて7時には床に着いた
しかしなかなか眠れない
登山家「田部井淳子」さんが
「眠れないときはじっとしていれば身体は回復するから
眠れない眠れないと焦らないこと」と言っていたのを思い出し
時折ウトウトしながら居た

消灯直前の21時・・外に出てみると
満天の星
まさに星降る夜
肉眼で4等星・5等星まで見える
星が降ってくるようだ
こんなに美しい星空今までに見たことがない

多分眠ったんだろうが4時15分
周りのガサゴソという音に目覚めた
同室の方が小声で
「まもなくご来光」
急いで外に出てみる
4時40分
2013-tsubakurodake-42
見事な朝焼け
下は雲海
なんて神秘的な光景
「ご来光見たら山止められなくなるよ」そう言われたのは本当だ
昨晩の星空・この朝焼け
地上では見られない

5時15分に朝食
2013-tsubakurodake-41
今回は写真撮れた
今回も3杯飯食ってパワー全開

食後外に出てみると
2013-tsubakurodake-43
雲海の下から「バタバタバタバタ」とヘリの音
(写真左下のタンク横の小さな奴)

6時前というのに
荷揚げのヘリだ
2013-tsubakurodake-44
昨晩オーナーが「悪天候続きで荷揚げができず困っていたが
明日は天候いいからやっと荷揚げできる」と言っていた

ヘリを眺めていたが南に目を向けると
2013-tsubakurodake-45
おぉぉぉ・・槍さまがクッキリと姿を表している
やっぱ槍さまは別格だな
登りてぇ・・・・
このまま大天井岳行って「喜作新道」「東鎌尾根」って行けば槍さまに会えるんだなぁ・・

思わずパノラマも
2013-tsubakurodake-46
南に富士山・甲斐駒ヶ岳・北岳も見える
きれぇだなぁ

さらに大天井岳~燕岳を裏銀座ルートでパノラマ
2013-tsubakurodake-53



Kさんと「あの大天井岳への尾根歩いてみたいね 気持ちよさそう」と言うことで
単にこのまま下山するのもつまらないので
蛙岩まで縦走
2013-tsubakurodake-47

そのまま大天井岳に向かう昨晩の同室の方達を見送り
燕山荘へ引き返した
水補給・トイレ済ませて
いざ下山と思ったら
テーブルのしたに・・・・イワヒバリ
2013-tsubakurodake-48
ほんと人懐っこい鳥だ

下山開始直後
当方の靴紐が緩んだ
靴紐を締めてる当方を横目に木道階段に居たKさんがズルズルっと2m程滑落
階段横に鉄のアンカーが有ったが
それにはぶつからずに済んだが
腕が砂で擦り傷だらけ
マキロンで消毒し、バンドエイドを貼った
当方もマキロン買っておかねば・・・

標高差1300mの合戦尾根
登りは良かったのだが
やはり下りで膝が痛み始めた
今度は当方のためにポイントポイントで休憩し
持ってきたエアーサロンパスで膝をなだめた

なんとか休み休み3時間半で登山口へ降りられた
2013-tsubakurodake-49

下山後は有明荘でお風呂入って昼食食べて帰路に
ariakesou

今回初の北アルプス・・
やはり他の山域とは違う
ダイナミックだ
そして山とは思えぬ白い砂の
美しい燕岳

最初雨だったがすぐに天気回復し
最高の北アルプスを満喫させてくれた
ありがたいことだ感謝・・感謝

帰路でKさんと「次回は縦走しよう」と誓い合った

*********************************

今回見つけた花
20130730-aonotugazakura
アオノツガザクラ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-benibanaichigo
ベニバナイチゴ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-chinguruma
チングルマ(綿化):合戦沢の頭~燕山荘

20130730-chisimagikyou
チシマギキョウ:燕山荘~燕岳

20130730-ezosiogama
エゾシオガマ:燕山荘~燕岳

20130730-ginryousou
ギンリョウソウ:合戦小屋手前5m、第2ベンチ

20130730-gozentachibana
ゴゼンタチバナ:合戦尾根全域

20130730-hakusanhuuro
ハクサンフウロ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-hakusanshakunage
ハクサンシャクナゲ:燕山荘~燕岳

20130730-hotutuji
ホツツジ:登山口~合戦小屋

20130730-ibukitoranoo
イブキトラノオ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-iwakagami
イワカガミ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-kanikoumori
カニコウモリ:登山口~合戦小屋

20130730-karamatusou
カラマツソウ:合戦尾根全域

20130730-kobaikeisou
コバイケイソウ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-kokemomo
コケモモ:燕山荘~燕岳

20130730-komakusa
コマクサ:燕山荘~燕岳

20130730-maizurusou
マイズルソウ:登山口~合戦小屋

20130730-mitubaouren
ミツバオウレン:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-miyamaakinokirinsou
ミヤマアキノキリンソウ:登山口~合戦小屋

20130730-miyamahatazao
ミヤマハタザオ:燕山荘周辺

20130730-miyamakinpouge
ミヤマキンポウゲ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-miyamakuwagata
ミヤマクワガタ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-miyamazenko
ミヤマゼンコ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-ontade
オンタデ(雄花):燕山荘周辺

20130730-oohyoutanboku
オオヒョウタンボク:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-takanetumekusa
タカネツメクサ:燕山荘~燕岳

20130730-tegatachidori
テガタチドリ:燕山荘周辺

20130730-toriasisyouma
トリアシショウマ:登山口~合戦小屋

20130730-torikabuto
トリカブト(開花直前):燕山荘周辺

20130730-tumatorisou
ツマトリソウ:合戦沢の頭~燕山荘

20130730-usagigiku
ウサギギク:燕山荘~燕岳

20130730-yamahahako
ヤマハハコ:燕山荘周辺

20130730-yotubasiogama
ヨツバシオガマ:燕山荘周辺

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今回出会った鳥

イワヒバリ
iwahibari
(山野の鳥 日本野鳥の会版)より転載

ホシガラス
hoshigarasu
(山野の鳥 日本野鳥の会版)より転載

ハリオアマツバメ
harioamatubame
(山野の鳥 日本野鳥の会版)より転載
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影丸

Author:影丸
中年オヤジがTrekkingとFlyFishingに没頭し
たまに水彩画を描いてます

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