憧れの南八ヶ岳縦走(山小屋デビュー)

平成25年6月14日(金)・15日(土)

南八ヶ岳(硫黄岳・横岳・赤岳)

1日目
美濃戸口(赤岳山荘)駐車場(09:38)-美濃戸山荘分岐(09:45)-堰堤広場(10:38)-
赤岳鉱泉(11:38/11:55)-赤岩の頭(13:31/13:58)-硫黄岳山頂(14:22/14:34)-
硫黄岳山荘(14:54)

2日目
硫黄岳山荘(06:32)-台座の頭(06:55)-横岳山頂(07:18/07:23)-三叉峰(07:45)-
地蔵の頭(08:58)-赤岳展望荘(09:05)-赤岳頂上小屋(09:50)-赤岳山頂(09:53/10:18)-
文三郎尾根・キレット分岐(10:22)-阿弥陀岳分岐(10:43)-中岳のコル分岐(11:24)-
行者小屋(11:31/11:56)-美濃戸山荘分岐(13:45)-美濃戸口(赤岳山荘)駐車場(13:49)

ついについに、群馬の山々の頂きから常に見えて
当方を誘っていた八ヶ岳に登ったぞぉ

6月中旬は白馬と八ヶ岳にしか生息していない絶滅危惧種「ツクモグサ」のシーズン
山の師匠Sさんに、せがんで連れて来てもらった
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「ツクモグサ」

ルートはお決まりのルートで
1日目は美濃戸口から赤岳鉱泉を経て赤岩の頭、その後硫黄岳を経て硫黄岳山荘泊
2日目は横岳・赤岳を経て文三郎尾根を下り、行者小屋から美濃戸口に戻るルート
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(赤=1日目、黄色=2日目)

前橋ICを6時発9時過ぎに美濃戸口(赤岳山荘)駐車場に着いた
駐車料金を支払い
ここでトイレと水を汲み出発
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5分程で美濃戸山荘
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山荘前の北沢(赤岳鉱泉方面)と南沢(行者小屋方面)の分岐を
北沢に曲がる(こちらは登山道ではなく林道)
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林道を歩くこと50分、山小屋関係者駐車場の先にある堰堤広場に到着
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ここから橋を渡り樹林帯の中へ
堰堤広場から1時間で赤岳鉱泉
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何とここで水を汲めた
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ここで水を汲めたのであれば、美濃戸口から2時間重い思いをしないで済んだのに^^;

20分ほど休憩して
いざ高低差400mの急登へ
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樹林帯の登山道も所々残雪があり、歩きづらい
標高差250mほど登ってきた所で、結構バテ状態
おまけにポツポツと雨
止む無く大降りになる前にレインウェアを装備
事前の天気予報で雨の山行を覚悟してきたから
雨は驚かなかった
しかし、徐々に足が上がらなくなり、泣きべそをかきながら
やっと尾根である赤岩の頭 
2013-minami_yatugatake-09
ここで小雨の中、途中コンビニで調達したおにぎりで昼食

近辺の花の写真を撮りながら
いざ硫黄岳へ
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高低差100mの登りだが
徐々にガスが巻き始め
周囲はホワイトアウト状態

何とか道標頼りに
最初の山
硫黄岳登頂
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残念ながら硫黄岳火口はホワイトアウトで見えない
そんなことをしていると
十数名の団体さんが夏沢峠側から登ってきた
聞くと団体さんも今夜は硫黄岳山荘だという

硫黄岳から硫黄岳山荘までは団体さんの後ろを
付いて行く
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20分程で今夜のお泊り
硫黄岳山荘
2013-minami_yatugatake-13
ついに山小屋デビューだ^^;

山小屋に入ると
小屋番さんから今夜は団体さんと当方達だけだという
濡れたレインウェアを干し
2階の部屋へ行くと
2段式の雑魚寝タイプ
「明日のために、布団をいっぱい敷いてありますけど
お好きな所で寝てください」
半分仕切られた壁で、女子と男子に別れた

外は雨・・周辺の散策もできないので
ザックの入れ替えなどしていたら
突然太ももがツッた
いままでフクラハギは経験あるが太ももは初めて
Sさんが筋をストレッチしてくれて
治ると暫くして再び・・・
なんとか治まったら4時半になった

「標高2600mの生ビール旨いぞ!
登頂祝いをしよう!!」
Sさんがさっそく酒盛りのお誘い
嫌いじゃないのもだから
さっそく
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生ビール、1杯800円

グビっと煽ると、五臓六腑に染み渡る
次の瞬間再び太ももがツッた
今度は自分でストレッチして治した

ビールもあっという間に空になりそう
Sさん小屋番さんに、「前来た時4合ビンあったけど無いの?」と尋ねると
2013-minami_yatugatake-15
小屋番さん「4合ビンは無くて1升になっちゃいます」
おいおいいくらなんでも2人で1升飲んだら
明日は二日酔いで滑落しちゃうぞ!!

結局
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ワンカップ(500円)となった
グビっと飲むと体中暖かくなった
それからは太ももが痙ることも無くなった

しかし酒豪のSさんと当方あっという間に飲んじゃって
もう一本
生ビールと冷酒2合飲んだら5時半
夕食の時間だ
すると小屋番さん
「夕飯の料理に合ったお酒どうですか?」
商売上手ぅぅぅぅ

結局ワンカップもう1本頼んで夕食
(ほろ酔いで料理の写真撮るの忘れてた^^;)

食事が終わって
部屋に戻り、スマホの充電や(寝床にコンセントあった^^;)
ヘッドランプ、水を枕元に用意して
寝る準備はできたが、団体さんの女子のお喋りが始まった
耳栓するかな?と思ってSさん見たら
もう寝てた・・はやぁ

当方も耳栓してアイマスクしたとたん・・記憶が無い

4時に目が覚めた・・多分7時半頃から意識が無いから
8時間半寝てた
思ったより足の疲れも取れていた
周りも殆どが目覚め、出発の準備をしている

当方もザックを整えた後
朝の日課・・トイレに行くと
ウォシュレット!!・・・・・山小屋でウォシュレット
ただ、ウォシュレット後のトイレットペーパーは流さずに
便器横の箱に入れてと、注意書があった

5時半になると皆食堂に集まってきた

小屋番さんが「朝食に合ったお酒出しましょうか?」
おいおい本当に酔っ払って滑落しちゃうぞ^^;
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朝食を3杯めし食べて
パワー全開で出発
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まずは山小屋隣の台座の頭を登る

この近辺から注意深く「ツクモグサ」を探さないと

暫くして横岳が見えてきた
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まもなく鎖場が始まる西斜面に
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「これツクモグサだよね?」
「うぅん?ちょっと違うような?」
Sさん違うと言ったが、これが最初に見つけた「ツクモグサ」だった

その先に
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出ました・・鎖場の始まり

とは言うものの・・今まで色々な山で鎖場(カニの横這いも)経験しているので
難なくクリア
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(ちょっとビビっているが・・・^^;)

その後のナイフリッジもさして危険を感じず難なくクリアし
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2つ目の山
横岳登頂

この時一帯のガスが消え展望が効いてきた
バックに下界も見える

南に目をやると
おぉぉ憧れの赤岳が見えるぅぅ
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足を進め三叉峰まで来ると
いたる所に「ツクモグサ」の群生が見つかる
岩下に三姉妹が「写真撮ってぇ」と言わんばかりに
丁度良い高さに咲いている
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写真を撮っているとすぐ横で「チュリチュリ」うるさく鳴く鳥がいる
見ると
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イワヒバリではないか
高山でしか見られない鳥
当方お初です
カメラを向けても逃げない
図鑑では「人を恐れない」と書いてあった

再び南に目を向けると
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赤岳がガスも消えクッキリとしてきた
早くあのビューポイントにたどり着きたい
赤岳の横には阿弥陀岳に陽も差している
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やっとビューポイントにたどり着いたら
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赤岳は恥ずかしそうにガスに覆われ始めた
あと数分早ければ・・・・
暫く待ったがガスが濃くなるいっぽうなので

足を進め
地蔵の頭
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お地蔵様に山行の無事をお祈りし

赤岳展望荘に着いた
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ガスって赤岳が見えない
今山行の最後の登り
高低差180mの直登!!
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岩場・鎖場・ザレ場で苦戦しながらも
やっと赤岳頂上山荘
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ここが頂上かと思いきや

裏に進むと山頂
3つ目の山赤岳登頂
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横には太成宮と赤嶽神社の祠が
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念願の赤岳登頂できたことの感謝と
無事下山の祈願をし
下山開始
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いきなり岩場の下り
3分程で
キレットとの分岐
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文三郎尾根へ向かう

降りる急傾斜の登山道が崩落し
それも鎖場
恐る恐るルート確認しながらの下山
ガレ場を過ぎ
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今度はザレ場の下りが続く
何度も滑りながら下る

やっと阿弥陀岳分岐に
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Sさんに「阿弥陀岳登るか?」と聞かれたが
「もう登ったら死ぬ」
するとSさん「俺も登りたくない」

ザレ場の後は長く続く階段
このルート絶対登りたくないと決意しながら下って行くと
中岳のコルへの登山道との分岐
Sさんが「以前こっちの登山道で下山したが
今回の文三郎尾根より楽だった」
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分岐を進むとやっと平地に
行者小屋が見えた
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ここで
コーヒーと持参したパンで軽く昼食
「帰りの日帰り温泉で蕎麦でも食おう」

ここから1時間40分の下り
ここで最後に災難が起きた

下り始めから樹林帯の登山道
2013-minami_yatugatake-38
北八ヶ岳のようなコケの森・・美しいし・・気持ち良い

登山道を1時間ほど下った時
川の水の色が赤っぽいのは「鉄分」のせいか?
川の水を手に掬い飲んでみるが
「別に匂いしないよ」と立ち上がり際
石に滑って
ドボーン・・こけて水浸し
すぐに半乾きだが昨日のシャツに着替えた
このところ釣りで滑ってドボーンが無いと思ったら
登山で・・それもこんな小さな小川でドボンするとは
でも・・これで他の災難が起きなかったんだと思った
横岳の鎖場も文三郎尾根のガレ場の鎖場も無事通過できたから
その代償なんだと・・・^^;
それに最後になって雨も降ってきた

足も疲れはて惰性になる頃

ついにゴール
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昨日の美濃戸山荘前の分岐だ
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南沢を下ってきた。

念願の八ヶ岳・・雨覚悟で登ったのに
メインの2日目は降っていた雨も上がり
憧れの赤岳を拝め・・最高の山行だった
山小屋デビュー、雨の山行・・初体験
良い経験した。

山の師匠・・次は北アルプスだね^^;

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今回見つけた花

tukumogusa2
「ツクモグサ」:横岳付近、三叉峰付近

chounosukesou
「チョウノスケソウ」:硫黄岳山荘横、三叉峰付近

iwabenkei
「イワベンケイ」:赤岳山頂

iwakagami
「イワカガミ」:硫黄岳~赤岳全域

iwaume
「イワウメ」:赤岳登山道、赤岳山頂

kibanashakunage
「キバナシャクナゲ」:硫黄岳~赤岳全域

komebatsugazakura
「コメバツガザクラ」:硫黄岳~赤岳全域

mitsubaouren
「ミツバオウレン」:硫黄岳、赤岳

miyamakinbai
「ミヤマキンバイ」:横岳

oyamanoendou
「オヤマノエンドウ」:硫黄岳山荘横、三叉峰付近

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今回出会った鳥

イワヒバリ
iwahibari
(山野の鳥 日本野鳥の会版)より転載

ホシガラス
hoshigarasu
(山野の鳥 日本野鳥の会版)より転載






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中年オヤジがTrekkingとFlyFishingに没頭し
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