黒滝山(途中断念)・三ツ岩岳

平成24年11月4日(日)

黒滝山(群馬百名山)<南牧村>天気:晴れ

黒滝不動尊登山口(10:20)-馬の背分岐(10:30)-馬の背(10:30/10:54)
-馬の背分岐(10:54/11:08)-月西巌(11:13)-登山口(11:24)

今回T君2回目の登行
前回の鹿俣山はなるいと言っていたので
少し刺激のある山にと
黒滝山を選んだ

第1駐車場から黒滝不動尊まで
コンクリートの急勾配を10分程登る
登りきった境内の鐘楼で
t2012-11kurotakisan-00
平和の波動を発する鐘を突いて
本堂へ
t2012-11kurotakisan-01
本堂の裏には
お不動様が滝に打たれている
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お参りを済ませた後

境内横の登山口から
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入山

目指すは「馬の背渡」~「九十九岩」~「三十三体観音岩」

ジグザク坂を登り10分程で
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六車方向へ左折し「馬の背分岐」へ
t2012-11kurotakisan-05
ここで左折し「馬の背」へ


最初に現れたのが梯子
相馬山で登ったから梯子は平気だったが
梯子を登りきると
30Cm程のスペース
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登りきって
この後も見ての通り
梯子と鎖場の説明をすると
二人はやや困惑

すると後ろに単独登行の男性が

「今検討しているから、お先にどうぞ」と道を譲ると
「私も初心者なので、先に行きながら状況を伝えますよ」と
親切な提案

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90Cm幅の岩の背
両脇は20mを越える断崖
滑落すれば命は無い
何とか鎖を補助に突き進むが
「東京タワー展望室のガラスの床を覗けない」T君は必死
(後で告白して判った)
かく言う当方も高所恐怖症
鎖をがっちりつかみ渡るが

その先にもさらに梯子
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T君は冷静な表情だが「顔面蒼白」
おてんばな従姉妹も
真剣な顔

登り終えると
上から先ほどの男性が
「こちら側へ来るのに断崖を横ばいですよ・・
女性には無理ですよ」と

見ると
t2012-11kurotakisan-09
断崖に足場が掘ってある

状況確認に当方が渡ってみる
対岸に上る最後の足場が高い
これでは女性にはきつい

「やめよう!!引き返そう」
そう思い、引き返そうとするが
登りは次の足場が高くなるから視界に入るが
下りは今の足場より下になるので見えない

ビビッた
「やばい!!」
高所恐怖症が頭を覗かせた

足で足場を探りながら
鎖を掴む手はいっそう力が入る
何とか足場を捉え
横ばいの断崖を戻る

「最後の足場が高いから、女性はきつい・・
そこでびびったら動けなくなる・・止めよう」
二人に告げて戻ることにしたが

登りは梯子も難なく登ったが
下りは足元を見るため下を向き
嫌でも断崖の底が見える
恐怖にかられながら
足元を一歩一歩確認しながら降りる
t2012-11kurotakisan-10

「馬の背分岐」まで戻り
ザックを降ろし冷や汗をタオルで拭った
t2012-11kurotakisan-13

この時T君が「東京タワー展望室のガラスの床を覗けない」ことを告白したものだから
以後従姉妹は「ガラスのT君」と呼んでいた

ほっとしながら
「あの単独登行の男性どこまで登ったのかな」と話していると
・・・・戻ってきた
「あの上は垂直の10mほどの梯子で、何とか登ったんですが上は足場50Cmほどの広さ
更に上は鎖場なんですが、這わないと登れない急斜・・危険なので降りてきました。
来週妻を連れて登る予定で今回下見に来たんですけど・・妻には無理だ・・」

登行を断念したのは自分たちだけではないことに
チキン心のT君と当方はホッとした

「住職から本堂上の月西巌は行けるので帰りに行ってみてはと、言われたので
我々は言ってみますが」と単独登行の男性に伝えると
「私も同行させてください」ということで
月西巌へ

すると軽装の家族連れが登ってきた
「馬の背通るんですか?」と聞くと
軽く「はい」

靴はスニーカ、手にはバック

「止めたほうがいいですよ、我々は断念して戻ってきたんですから・・」
すると「とりあえず行ってみます・・」
これ以上止めはしなかった
自分の目で確認すれば判るだろうと

しばらくして子供の叫び声
あの状況に驚いたのだろう

月西巌に着き
断崖からの眺望は、紅葉と岩肌が織り成す
錦絵の様相で最高
t2012-11kurotakisan-12

駐車場に降り時刻はまだ11時半
帰るにはまだ早いが
そう時間も無い
1時間程度で登れる山を
「山と高原地図(西上州)」(昭文社)で調べたら
車で20分ほど先に
「三ツ岩岳」がある
地図では1時間登坂

「ぐんま百名山」(上毛新聞社)に「黒滝山」は
「一般向き」と書かれてる
どこが「一般向き」なんだ・・と
ガイドブックの表記が信じられなくなった
だからあのハイキング気分の家族連れも「馬の背」を渡ろうとするんだ
出版社も良く吟味して表記してほしいものだ


**********************
三ツ岩岳<南牧村>天気:晴れ

竜王里宮登山口(12:25)-大権現<竜王奥宮>(13:13)-三ツ岩岳山頂(13:33/13:40)
-大権現(13:58)-登山口(14:30)

大仁田川上流の大仁田ダム下が
登山口

登山口には竜王里宮がある
お参りを済ませて登行開始
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新設された堰堤脇が登山ルート
いきなり急登だ
堰堤が終わると
「尾根ルート」と「大権現ルート」に分かれる
地図上では
「尾根ルート」1時間20分
「大権現ルート」1時間とある
時間も無いので1時間コースの「大権現ルート」へ曲がった
しかしこれが大失敗
杉林の中を登れど登れど急登のまま
いっこうにジグザグな道にならない
t2012-11mituiwadake-02

おてんばの従姉妹も「まだぁ~」と疲れ気味
登り始めて40分ほどでやっと
大権現
t2012-11mituiwadake-00

T君クタクタ
みんなクタクタ
「ここが頂上?」
「頂上なわけねぇだろ」
t2012-11mituiwadake-03

大権現から更に20分ほど登ってやっと尾根に
まもなく頂上に着いたが
頂上の標識が無い

地図ロイドで確認するが
頂上を位置していない

さらに進むとその先に小さなピーク
でも地図ロイドは頂上ではない
先を進もうとするが先は断崖

ずっと杉林の中だったためか
正確にGPSを捉えていなかった

この小さなピークからの眺望
南方面
t2012-11mituiwadake-05
北は妙義が見える
t2012-11mituiwadake-06


「ここでメシにする?」
時間も13時半だ
「帰り道が不安だから降りてから食べない?」と従姉妹
ちょっと迷って16時になったら谷間の山道は暗くなる
従姉妹の提案に賛同して下山開始

「尾根ルート」との合流点に着くが
道標の示す「登山口」は登ってきたルートしか指していない
当方が少し「尾根ルート」らしき方向へ降りてみたが
登山道がはっきりしない
「迷うの嫌だから、急坂も嫌だけど、大権現コース戻ろう」

急坂の杉林を
膝が笑いながら下山

14時半にやっと昼食

食べ終わると
陽はダムに隠れようとし
紅葉を浮かび上がらせる
t2012-11mituiwadake-07


今回下調べの重要さを痛感した
本だけでなくネットでもっと情報収集しないと
それと第2候補の山も用意しておく必要があると痛感した

梯子、鎖、急登を経験したT君は
完全に山にのめり込んだそうだ

今回出会った鳥
gojuukara
ゴジュウカラ
(山野の鳥 日本野鳥の会版)より転載
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中年オヤジがTrekkingとFlyFishingに没頭し
たまに水彩画を描いてます

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